女性が仕事と家庭を両立するのは難しい?

生活

結婚後、女性が悩む問題の一つが仕事と家庭の両立についてです。

女性の社会進出が進んできた現在でも、

多くの家庭では家事や育児の大部分を女性が担っていて、

結婚後は仕事を諦めてしまう人が珍しくありません。

 

その一方、結婚や出産をしてからも正規雇用で

仕事を続けている女性もいます。

仕事と家庭を両立するためには、どうすれば良いのでしょうか。

 

ここでは、女性が仕事と家庭を両立する方法についてご紹介します。

仕事と家庭の両立は難しい?

近年、女性の社会進出が進み、共働きの家庭も増えています。

 

ところが、今でも仕事と家庭の両立は簡単ではなく、

四年制大学や大学院を卒業し、

正規雇用で就職した人のうち

結婚後も正規雇用で働き続けているのは65%程度です。

 

妊娠・出産を経験すると、

さらに正規雇用で働く人の割合が減り、

半数以上が仕事を辞めているか、

雇用形態を変えて働いています。

 

では、仕事と両立が難しくなるのは、なぜなのでしょうか。

女性が仕事と両立を諦めた理由を確認してみましょう。

 

夫に罪悪感がある

男女平等の考え方が広まりつつある一方で、

現在でも「女性が家庭のことをやるべき」と

考えている人は珍しくありません。

 

そのため、結婚後に仕事を続けて

家事に時間をかけられなくなると、

夫に罪悪感を持つ女性も多いです。

 

また、夫が長時間勤務の場合は、

「家事や育児を手伝ってもらうのが申し訳ない」と

感じることもあります。

 

子供に負担がかかる

仕事と育児を両立する場合、子供に負担がかかります。

 

例えば、保育園のお迎えが遅くなったり、

授業参観や学校行事に参加できなかったりすると、

子供に辛い思いをさせてしまうでしょう。

 

子供から「どうして一緒にいてくれないの?」などといわれると、

心が傷んで仕事と家庭の両立を諦めてしまう女性も多いです。

 

両親に反対された

夫や子供は仕事と家庭の両立をサポートしてくれていても、

両親や義両親に反対されることもあります。

 

「子供が大きくなるまでは家でいてほしい」

「家事を頑張って旦那の仕事をサポートしてほしい」などと言われると、

仕事を辞めなければならないと考えてしまうでしょう。

 

職場の人間関係が悪化した

家事や育児のために時短勤務をしたり、

残業をせずに退社したりしていると、

上司や同僚との人間関係が悪くなってしまいます。

 

また、結婚や出産をきっかけにいじめや

パワハラが発生することもあるようです。

 

時間がない

一人で仕事、家事、育児を全てこなすのは難しいです。

時間に追われていると、疲労やストレスが溜まり、

仕事を辞めたくなる人も少なくありません。

 

また、時間配分がうまくいかず、

前と比べて作業の効率が落ち、

成果を上げられなくなって

仕事を辞めてしまう女性もいます。

 

仕事と家庭を両立できないとどうなるの?

仕事と家庭の両立に悩む女性は少なくありません。

上手く両立できなかったら、どのような影響が出るのでしょうか。

 

収入減少

仕事を辞めたり、正規雇用からパート勤務になったりすると、

収入が減少します。

 

収入が減ると、自由に使えるお金も少なくなり、

ストレスが溜まったりします。

 

また、子育てにかけられるお金や

老後のための貯蓄も減少するため、

ライフプランが崩れてしまうことも多いです。

 

キャリアプランを実現できない

「管理職になりたい」「海外で働きたい」などと

明確なキャリアプランを描きながら

働いている女性も多いでしょう。

 

仕事と家庭を両立できず、退職したり、

パート勤務を選んだりすると、

思い描くキャリアプランが実現できず、

仕事に対してやる気を

感じられなくなることも少なくありません。

 

社会とのかかわりがなくなる

仕事と家庭の両立を諦めて、退職した場合、

社会とのかかわりがなくなります。

 

社会とかかわらなくなると、

家事や育児のストレスが溜まったり、

人生に刺激を感じられなくなったりします。

 

後ろめたい気持ちが募る

周りの友人や知人が仕事と家庭を両立している場合、

「できないのは自分だけ」などと後ろめたい気持ちになります。

 

マイナスの感情が募れば、

ストレスで体調を崩してしまうこともあるでしょう。

 

再就職するのは難しい

家庭と仕事の両立をいったんやめ、

育児がひと段落したら再就職したいと

考えている女性も多いです。

 

ところが、勤務地や勤務時間、給与、

仕事内容、福利厚生などが希望に合った職場に

再就職するのは容易ではありません。

 

再就職できたとしても、実際に働いてみると

残業や休日出勤が多く、

再び仕事と家庭の両立に悩む女性もいます。

 

夫との関係がギクシャクする

頑張って仕事と家庭の両立に挑戦していても、

時間が足りなくなれば、

家事に時間を費やせなくなることがあります。

 

家事ができていないと夫に指摘されれば、

「どうして私だけが頑張らないといけないの?」などと不満が溜まり、

関係がギクシャクすることも少なくありません。

 

実際、女性の仕事や家事に関する意見の違いで

離婚してしまう夫婦も存在します。

 

スムーズに仕事をこなせない

家事と育児の両立で疲れが溜まったり、

時間を確保できなかったりすると、仕事にも支障が出ます。

 

思うように成果を出せず、

上司や同僚に認めてもらえなければ、

仕事を続けにくくなるでしょう。

 

女性が仕事と家庭を両立するためのポイント

多くの女性が仕事と家庭の両立に悩んでいる一方で、

仕事も家庭も充実させている女性も少なくありません。

 

結婚や出産の後も働くためのポイントをチェックしてみましょう。

 

家族の理解を得る

一人で仕事と家庭の両立に関する悩みを抱え込んでいると、

ストレスが溜まったり、

時間が足りなくなったりします。

 

夫や両親、義両親には希望を伝え、

サポートをお願いしましょう。

 

子供と良好な関係を築く

仕事と家事や育児の時間配分ができていても

子供との関係が悪くなると、両立は難しくなります。

 

寂しい思いをさせてしまった場合は、

しっかりと愛情を伝え、

時間がある時にコミュニケーションを取りましょう。

 

職場の人の信頼を得る

仕事と家庭を両立するためには

上司や同僚のサポートも欠かせません。

 

仕事を頑張って信頼関係を築いたり、

他の人が大変な時に仕事を手伝っていたりすると、

突然子供が熱を出した時や

学校行事の日などに休みやすいですよね。

 

キャリアプランを見直す

結婚前に思い描いたキャリアプランを実現するのは

難しいこともあります。

 

仕事と家庭の両立を目指すなら

「現在のキャリアプランは努力で実現できるのか」

「何を優先したいのか」などを考えてみましょう。

 

キャリアプランを組み立てたら、

それに合わせて目標設定をすると、

家事や育児に疲れていても

仕事へのやる気がアップします。

 

やる気がアップすれば、成果が出やすくなり、

仕事が好きになることも多いです。

 

職場の制度を知る

最近は女性の社会進出を促すための制度を

整えている企業が少なくありません。

 

結婚や出産の予定がある人は

利用できる制度を確認しておきましょう。

 

また、上司や先輩に話を聞くのも大切です。

「制度はあるけれど実際はほとんど利用されていない」

「出産を機に希望しない部署に異動させられた」などと

言う経験を聞いておくと、対策しやすくなるでしょう。

 

女性が仕事と家事を両立するための具体的な方法7つ

仕事と家事を両立させたい女性は

次の方法を試してみましょう。

 

時間配分を考える

仕事と家庭を両立するためには

時間を上手に使うことが大切です。

 

まずは、優先順位をつけ、

それに合わせて時間配分を決めましょう。

 

例えば、子供のお迎えや会議など

時間を変えられない重要な予定を確認し、

残りの時間で何をすべきか考えていけば、

時間のロスを防げますね。

 

家事は分担する

仕事と家庭を両立している女性は、

家事を夫と分担していることが多いです。

 

結婚や出産の後も働き続けたい人は

夫と相談して家事を役割分担し、

負担を軽減しましょう。

 

子供が大きくなったら、お風呂洗いや洗濯干し、

食器洗いなどの簡単な家事を任せるのもおすすめです。

 

また、自分たちだけで家事をするのが難しい共働きの夫婦は

家事代行サービスやネットスーパーを

利用するのも良いでしょう。

 

これらのサービスを使うと、家事にかける時間が減り、

夫や子供と過ごしたり、

ゆっくりと休んで仕事の疲れを癒せたりします。

 

地域のサポートを利用する

仕事と家庭の両立を目指す女性を

サポートするための制度がある地域も少なくありません。

 

保育園へのお迎えの代行や子供の習い事の付き添い、

ベビーシッターの利用などのサービスがある場合は、

利用しましょう。

 

一般的に、これらの制度は

利用前に申し込んでおく必要があるので、

仕事と家庭を両立させたい人は時間がある時に、

利用方法や詳しい内容を確認しておきましょうね。

 

完璧な両立を目指さない

一人で仕事、家事、育児を全てこなすのはほぼ不可能です。

 

「両立するからには、どれも手を抜けない」と

考えている人もいますが、

完璧な両立を目指すと、ストレスや疲労で

体調を崩すことがあるので注意しましょう。

 

仕事と家庭を両立している人は

「多少のほこりがあっても大丈夫」

「洗濯物は溜まっても仕方ない」などと、

家事で適度に力を抜いている人が多いようです。

 

息抜きをする

仕事と家庭の両立を頑張っていると、疲労が蓄積します。

「疲れてきたな」と感じたら、

子供を迎えに行く前に少しカフェで休んだり、

時間をかけずに楽しめる趣味を見つけたりして

息抜きをしましょう。

 

定期的にリフレッシュしていると、

体や頭が疲れすぎず、仕事の効率も下がりにくいです。

 

働き方を変える

仕事と家庭の両立に悩み、体調を崩したり、

子供や夫との関係が悪化したりするのは避けたいです。

 

正社員として働き続けるのが難しいと考えたら、

思い切ってパート勤務に変更するのも良いでしょう。

 

また、在宅で働けるIT系の企業に転職したり、

クラウドソージングを利用して

自分のペースで働いたりするのも一つの手段です。

 

今と比べて収入が減る可能性はありますが、

転職で家族との関係が良くなったり、

心や体に余裕ができたりした人もいます。

 

女性の社会進出が進む現在でも

仕事と家庭の両立は簡単ではありません

 

思い描くキャリアプランを実現したい人は

周りのサポートを受けたり、制度を利用したりしながら

無理なく仕事や家事、育児を行いましょう。